情報処理関連資格をぼちぼち取っています。その取得経験話とか今の取得活動状況を記します。 他、コミックや小説、その他趣味の話、などです。 現在eoblogとシンクロ稼動中。

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「マグダラで眠れ」3巻、フェネシスによくやった、と頭撫でてあげたい
「マグダラで眠れ」3巻です。
今巻からレギュラーにちょっと姉御肌で快活な美人のイリーネも加わり、賑やかになってきました。彼女がいてクースラやウェランドに臆することなく会話する様があるだけでずいぶんと和やかになっています。

フェネシスを守るべき者としたクースラですが、結局は彼の冷徹な哲学のもと、フェネシスへは相も変わらず愛情表現もない。それどころかフェネシスをいじってにらみ返されるのが好きだとかいう、なんとも業の深い御方。
前巻ではフェネシスの要望でイリーネを救ったというのに、これ以上甘いとこを見せてフェネシスともども土壺にはまらないようにと、まるで戒律厳しい聖職者のようにフェネシスにも自分にも厳しい彼ですが、厳しすぎますよぉ。
ってウェランドの口調になってしまう。そんな口調も1巻の頃は気になって嫌だったのですが、今巻ではそれを聞けるとほっとするまでにウェランドの印象が変わった。ま、女たらしはこれまでどおりかもですが、なかなか彼もしっかりかっこよかったりしました。

今巻の大きな見どころはこのウェランドを錬金術師として認めさせる問題と、クースラが騎士団のお仕事で流浪の民の調査を行うところ。
ここでの流浪の民と一緒に狩りに行ったり、その前の旅の準備でのフェネシスの生き生きとした描写がいいですね。過酷な旅路や、狩猟やその後の解体作業に慣れているサバイバルな美少女ってのもギャップがあっていいものです。
最後には見事にフェネシスが成長していたことも知れて、すっきりです。クースラがこれまでずっと意地悪に描かれていたのも、そのための布石だったのかも。とは言え、今後もクースラはこんな調子でしょうが。

前半での彼女の鬱屈したしんどい描写が、最後で反転して笑顔で自信あふれるウルちゃんになっていました。そう、フェネシスじゃなくって、ウルちゃん、って言いたくなる読後でした。

マグダラで眠れ (3) (電撃文庫)
マグダラで眠れ (3)
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